海の夢みる生活 朝の光に投げ出す肢体少しずつくらげであったことを忘れる 耳の穴から星の砂こぼしつつ生活のほうへ起こす上体 ねがわれてすこやかでいるあかぼしのトマトジュースは食塩不使用 平面のくらし 平面のわたくし そこから落下しつづける海 どの電車に乗ったら海に行けるのか調べたことはなくてそれでいい
平気ですうちに帰ればいくらでも小鳥を部屋に放てますから
フォール・イン・ラブととなえる 鼻かんだティッシュごちゃごちゃの鞄をふって